KPI(テレアポのKPI)
けーぴーあい
KPI(テレアポのKPI)とは
KPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)とは、最終目標に至る過程を数字で測るための指標のことだ。テレアポでは「今月アポ30件」という最終目標だけを掲げても、途中でどこが詰まっているかが分からない。行動から成果までを数字の連鎖で捉えるのがテレアポのKPI設計になる。
4階層の連鎖
KPI設計の記事は、テレアポのKPIを上から「行動量→接触→成果→質」の4階層で整理している。
| 階層 | 指標 | 何を見るか |
|---|---|---|
| 1. 行動量 | 架電数 | どれだけ電話をかけたか |
| 2. 接触 | コンタクト率(接続率)・受付突破率 | かけた電話がどれだけ会話に至ったか |
| 3. 成果 | アポ数・アポ率 | アポがどれだけ取れたか |
| 4. 質 | 商談化率(有効商談率) | 取ったアポが商談として有効だったか |
多くのチームは架電数とアポ数だけを見ているが、第2階層と第4階層を加えると改善点が具体的になる。接続率が低ければリストの鮮度か架電時間帯の問題、受付突破率が低ければトークか担当者リサーチの問題、アポは取れているのに商談化率が低ければアポの定義や質の問題、という切り分けだ。
目標例
同記事のチーム規模別の目安から、3〜5人チームの例を挙げる。
- 架電数:1人あたり1日60〜80件
- 接続率:35%以上
- 受付突破率:25%以上
- アポ率:2〜3%
- チーム合計アポ数:週15〜25件
- 有効商談率:40%以上
10人以上のチームでは、これにリスト消化率(架電率)月90%以上が加わる。ただし目標の数字は業界平均ではなく、自チームの過去3ヶ月の実績から置くのが原則だ。目標設定の記事は「月間アポ20件」を「アポ率10%・接続率30%なら1日約33架電」と逆算し、行動の単位まで落として初めて人は動けるとしている。
ダッシュボードの並べ方
指標はファネル順に上から並べる。率の隣には必ず母数となる実数を添える(「接続率42%(接続89件/架電212件)」)。母数が小さいうちは率が大きく揺れるからだ。個人ビューとチームビューを分け、時系列の比較は曜日を揃える。
形骸化させない運用
KPIは設定しただけでは機能しない。よくある失敗は「架電数だけが一人歩きする」「KPIが多すぎる」「目標が現実離れしている」の3つで、対策はそれぞれ、30秒以上会話が成立した有効通話数を追加する、階層別に注力KPIを1つに絞る、過去3ヶ月の実績から目標を置く、となる。運用は日次5分の数字確認、週次30分の振り返り、月次60分のKPI自体の見直しが目安だ。
関連用語
- 架電件数(架電数) かでんけんすう
- コンタクト率(接続率) こんたくとりつ
- アポ率(アポイント獲得率) あぽりつ
- 商談化率 しょうだんかりつ