営業指標

コンタクト率(接続率)

こんたくとりつ

コンタクト率(接続率)とは

コンタクト率(接続率)とは、テレアポの総架電数のうち、目的の担当者と実際に会話できた割合を示す指標だ。「かけた電話が、どれだけ会話に至ったか」を測る数字で、アポ率の手前にある重要なKPIである。

コンタクト率の計算式

コンタクト率(%)= 担当者と会話できた件数 ÷ 架電数 × 100

たとえば1日80件かけて、担当者本人と話せたのが20件なら 20 ÷ 80 × 100 = 25%。

分子に入れるのは「目的の担当者と会話できた件数」だけで、次のものは含めない。

  • 呼び出したが不在・話中・留守番電話
  • 受付で止まった(受付と話せただけ)——これは受付突破率で別に追う
  • 現在使われていない番号(現アナ)——リストから除外する

分母は「発信した件数」で数える。同じ会社に3回かけたら3件と数え、コール数ベースで揃えるのが実務上わかりやすい。

業種・宛先別の目安

宛先コンタクト率の目安
BtoB(企業の代表番号宛て)20〜40%
BtoB(担当者直通・携帯宛て)15〜30%
BtoC(個人宅)5〜15%

発信番号の種類でも大きく変わる。050番号は5〜8%、市外局番(03/06など)は10〜15%、携帯番号は15〜25%が目安で、同じリストでも番号を変えるだけで2倍近い差が出る(詳細は接続率を上げる方法)。

コンタクト率が低いときの原因

コンタクト率が低い場合、トーク以前の要因を疑う必要がある。

  • リストの鮮度:番号が古い、部署が変わっている、法人が移転している(鮮度の目安は半年)
  • 架電の時間帯:担当者が席にいない時間に集中してかけている
  • 受付突破:担当者まで取り次いでもらえていない
  • 発信番号:050番号で「営業電話」と見抜かれ、出てもらえない

コンタクト率の上げ方

  1. 時間帯を変える:不在が続く相手は曜日・時間帯をずらして再コールする(架電に最適な時間帯)
  2. 発信番号を変える:050から市外局番・携帯番号へ
  3. リストを更新する:現アナ・番号違いを架電のたびに除外し、半年以上前のリストは作り直す(リストの作り方)

コンタクト率とアポ率を分けて追うことで、改善すべきポイントが「リスト・タイミング・番号(コンタクト率)」なのか「トーク(アポ率)」なのかを切り分けられる。KPI全体の考え方はKPI設計を参照。

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