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ダイヤラー(オートコール)

だいやらー

ダイヤラー(オートコール)とは

ダイヤラー(dialer)とは、架電リストの番号へ自動で発信するCTIの機能だ。日本では「オートコール」「オートダイヤル」「自動発信」とも呼ばれる。手でダイヤルする手間と押し間違いをなくし、1人あたりの架電数を増やすことが目的で、大量架電のコールセンターで使われてきた。

3つの方式

方式発信のタイミング特徴
プレビュー担当者が相手の情報を画面で確認し、自分で発信ボタンを押す会話の準備ができる。架電数は手動と大差ない
プログレッシブ担当者が空いた時点でシステムが次の番号へ自動発信番号を選ぶ手間がゼロ。1件ずつ順番に進む
プレディクティブ応答率と平均通話時間から予測し、担当者が空く前に複数の番号へ同時発信架電数は最大。応答したのに担当者が空いていない呼が出る

目安として、手動発信が1日60〜80件のところ、プレディクティブダイヤルなら1日100〜150件、オートダイヤルで1日300件以上の架電も現実的になる。

注意点

架電数が増えても成果が同じ比率で増えるとは限らない。件数を追うほど1件あたりの会話が雑になり、アポ率が下がるのはテレアポの典型的な失敗パターンだ。プレディクティブでは、相手が出たのに担当者が空いておらず切れてしまう呼(放棄呼)が発生し、相手からは「かけてきたのに無言で切られた」と映る。

法規制の面では、特定商取引法の電話勧誘販売の規定は発信が自動か手動かで区別していない。電話勧誘販売に当たる架電であれば、16条(氏名等の明示)と17条(再勧誘の禁止)の対象になる。さらに、通信事業者や端末の迷惑電話対策により、大量発信している番号が「営業・勧誘」とラベル付けされて着信すらしないケースもある。自動音声で勧誘まで行う形(ロボコール)については、AIコールの規制が国会で議論されている段階だ。適用の有無は個別に確認したほうがよい。

小規模チームに要るか

架電数が1人あたり1日50〜100件程度なら、手動ダイヤルはボトルネックになりにくい。5〜15人のチームでは、ダイヤラーより先に「誰がどの企業にかけたか」「再コールすべき企業はどれか」を管理する仕組みのほうが効く。ソフトフォンのクリック発信(番号をクリックして発信)があれば、押し間違いと手間はほぼ解消できる。ダイヤラーが効くのは1日200件以上の大量架電チームだ。法規制の全体像は2026年テレアポの法規制まとめ、架電数の現実的な目安はテレアポは1日何件、CTIの位置づけはCTIとSFAの違いを参照。

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