SNS採用テレアポの業界別トークスクリプト15選——製造・介護・不動産を攻略
採用支援テレアポは「業界ごとにトークを変える」が鉄則
「人事の採用ご担当者様いらっしゃいますか」——SNS採用支援サービスのテレアポでは、この一言から始まるケースがほとんどだ。
しかし、ここから先を全業界同じトークで通そうとすると、アポ率はガクっと下がる。なぜなら、採用の課題は業界ごとにまったく違うからだ。
- 製造業は「理系学生が集まらない」
- 介護は「そもそも応募がない」
- 不動産は「営業の離職率が高くて常に人が足りない」
- ホテルは「コロナ後に人が戻ってこない」
今回は、SNS・デジタルマーケティングを活用した採用支援サービスをテレアポで提案する際に使える、業界別のトークスクリプトを15パターン紹介する。
共通トーク:受付突破フレーム
業界を問わず使える受付突破のフレームは以下の通りだ。
「こちら某人材サービスのA社です。新卒と中途の若手社員の採用のご担当者様、お手すきでしょうか」
受付に用件を聞かれたら、
「新卒や中途採用の若手社員の雇用獲得の施策の件です。採用のご担当者様がいらっしゃるかと思いまして」
この段階では詳しい商品説明をしない。「採用の件」とだけ伝えて繋いでもらう。詳しく説明すると「結構です」で切られるリスクが上がる。
製造業向け——4つのバリエーション
パターン1: 総合職・営業職向け
「一般的に認知されづらいBtoBの営業職に特化して、デジタルマーケティングを利用して採用のお手伝いをしています。情熱を持って取り組む営業職の採用が年々難しくなる中で、Z世代向けの施策で成果を出しておりまして」
ポイント: 「BtoBは認知されづらい」という課題を最初に出すと、「そうなんだよ」と共感が得られる。
パターン2: 技能職・現場作業員向け
「若手の採用がしづらい製造現場の正社員採用に特化して、SNSやデジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。御社と近しい規模の会社様で成果を出しておりまして」
ポイント: 「近しい規模の会社」という表現で「うちにも当てはまる」と思わせる。
パターン3: 理系・工学系新卒向け
「年々採用が難しくなっている理系や工学系の新卒採用に特化して、デジタルマーケティングやダイレクトリクルーティングで採用のお手伝いをしています。ダイレクトリクルーティングでも今年に入ってかなり厳しくなる中で、Z世代向けの施策で成果を出しておりまして」
ポイント: 「ダイレクトリクルーティングでも厳しい」を入れることで、既存手法の限界を感じている担当者に刺さる。
パターン4: 整備士・技術者向け
「年々採用に苦戦する整備士の方や技術者の採用に特化して、SNSやデジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。某カーディーラー様の新卒採用で成果を出しておりまして」
介護・医療向け——2つのバリエーション
パターン5: 介護職向け
「医療法人様や社会福祉法人様の介護や看護の方の若手職員の獲得に特化したSNSでの求人施策を提供しています。年々採用が厳しくなる中で、御社と近しい施設様の介護職の採用でかなり成果を出しておりまして」
ポイント: 介護業界は「紹介会社の手数料が高い」という不満を抱えている施設が多い。SNS採用は手数料を抑える手段としても響く。
パターン6: 薬剤師向け
「採用に苦戦する薬剤師の方に、SNSを利用して採用のお手伝いをしています。年間1万人ほどしかいない薬学部の学生に対して、いかに母集団を形成するかというお話ができるかと思いまして」
ポイント: 「年間1万人」という具体的な数字を出すことで、マーケットの小ささを実感させ、「だからこそSNSが必要」という流れを作れる。
不動産・住宅向け——2つのバリエーション
パターン7: 不動産営業向け
「優秀な若手人材の採用が難しい不動産やハウスメーカーの営業職採用に特化して、SNSやデジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。御社と近しい不動産会社様の営業社員の採用で成果を出しておりまして」
パターン8: 女性営業職特化
「女性の不動産営業やハウスメーカーの営業に特化して、採用のお手伝いをしています。どうしても男性に寄りがちな不動産営業の分野で、優秀な女性営業職の採用で成果を出しておりまして」
ポイント: ダイバーシティの観点から女性採用を重視する企業は増えている。「女性特化」は他社との差別化ポイントになる。
サービス業向け——4つのバリエーション
パターン9: 小売・販売業向け
「小売業の新卒採用に特化して、SNSやデジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。BtoCで認知度は高くても優秀な若手が集まりづらい業種で成果を出しておりまして」
パターン10: ホテル・旅館業向け
「コロナ後の需要が戻りつつある中で、若手社員の採用が難しくなっているホテル旅館業に特化して、SNSで採用のお手伝いをしています。日本人のお客様中心のホテル旅館様で成果を出しておりまして」
パターン11: 飲食・サービス業向け
「飲食やサービス業に特化して、SNSやデジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。BtoCで認知度は高いものの、優秀な若手が集まりづらいサービス業で成果を出しておりまして」
パターン12: 運輸・倉庫業向け
「若手の採用が難しい倉庫作業の正社員採用に特化して、SNSやデジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。御社と同じエリアの運輸倉庫様の採用で成果を出しておりまして」
金融・専門職向け——3つのバリエーション
パターン13: 地方銀行・信用金庫向け
「地方銀行様や信用金庫様の地場の若手行員採用に特化して、デジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。支店での法人営業に適した若手人材を確保するという点で成果を出しておりまして」
パターン14: 保険代理店向け
「保険代理店の営業職採用に特化して、SNSやデジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。ダイレクトリクルーティングでも厳しくなる中で、若手の人材確保で成果を出しておりまして」
パターン15: コンサルタント業向け
「若手がイメージしづらいコンサルタント業の新卒採用に特化して、SNSやデジタルマーケティングで採用のお手伝いをしています。御社と近しいコンサルタント会社の新卒採用で成果を出しておりまして」
全パターンに共通するクロージング
業界別トークで関心を引いたら、クロージングは共通のフレームで。
「一度ご挨拶方々、情報提供のお時間をいただければと思っていたのですが、来週の〇日か〇日ではご都合いかがでしょうか」
必ず2択で日程を提示する。 「いつがいいですか」はNGだ。
トークスクリプトを使い分けるためのリスト設計
15パターンものトークを使い分けるには、リストの段階で業界コードを付けておく必要がある。SFAやExcelのリストに「業界」列を追加して、コールする前にどのパターンを使うか決めておく。
1リスト1業界で統一すると、トークの切り替えストレスがなくなり、1日の架電数を維持しやすい。混在リストだと、電話するたびにトークを切り替えなければならず、疲労が倍増する。
まとめ
SNS採用支援のテレアポは、業界ごとに刺さるトークが異なる。製造業なら「理系学生が集まらない」、介護なら「応募がない」、不動産なら「離職率が高い」。それぞれの業界が抱える課題を先回りして言語化し、「御社と近しい会社で成果が出ている」と伝えることで、アポ率は確実に上がる。15パターンを全部暗記する必要はない。自分の担当業界の2〜3パターンをまず完璧にしよう。
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