テレアポでアルバイト求人ビッグデータを提案する方法|時給分析ツールの訴求術
「アルバイトが集まらない」――小売・飲食チェーンの店舗運営責任者なら、もう何百回と聞いたフレーズだろう。最低賃金は毎年上がるし、求人媒体の費用も高い。しかも出しても応募が来ない。
こうした課題に対して、求人ビッグデータ分析というアプローチでテレアポを仕掛ける方法がある。今回は、パート・アルバイト求人データ分析ツールの提案トークを見ていこう。
「採用支援」のテレアポが難しい理由
パート・アルバイト採用関連のテレアポが難しいのは、競合が多すぎるからだ。
- 求人媒体の営業(某大手求人サイトだけで何十人もの営業がいる)
- 人材紹介・派遣の営業
- 採用管理システムの営業
- SNS採用支援の営業
採用担当は1日に何本もの営業電話を受けているので、「採用のお手伝い」と言った瞬間に「間に合ってます」と返される。
差別化の武器:「ビッグデータ」という切り口
では、どう差別化するか。答えは**「求人媒体を売りに来たのではない」**と早い段階で伝えることだ。
受付トーク例
「某大手ディスカウントストア様や某大手コンビニチェーン様でご利用いただいている、パート・アルバイト求人のビッグデータを提供している会社でございまして、店舗求人のパート・アルバイト採用戦略のご担当者様にお取り次ぎいただけますでしょうか」
ここで**「ビッグデータを提供している」**と言うのがポイント。求人媒体の営業とは全く違う印象を与えられる。
担当者トークの設計
ステップ1:大手導入実績で信頼を作る
「全国の某大手ディスカウントストア様、某コンビニチェーン様などで、パート・アルバイト求人の時給や待遇等の40億件以上のビッグデータを利用した求人データ分析ツールを提供しております」
**「40億件」**という数字のインパクトが大きい。具体的な数字は信頼感を生む。
ステップ2:実績を定量で示す
「パート・アルバイトの応募が125%以上になった事例もございます」
定量的な実績を出すことで、「聞いてみようかな」という気持ちを引き出す。
ステップ3:現状確認のヒアリング
「ちなみに御社では、競合他社の求人分析やエリアの時給調査などは内製化されていますか?」
この質問は巧妙で、どう答えても次のトークにつなげられる。
- 「内製している」 → 「弊社のデータと比較していただくと、新しい発見があるかもしれません」
- 「外注している」 → 「弊社は元々中央銀行やマスコミに賃金データを提供しており、精度の高さに定評があります」
- 「やっていない」 → 「それは大きな改善余地がありますね」
ステップ4:具体的なデモの訴求
「御社ですと、例えば〇〇に出店されていますが、近隣の求人状況をMapで見ていただきながら、仮に求人を出すならどのくらいの平均時給や待遇だと確度が高まるかのお話をさせていただきたいと思いまして」
相手の実際の店舗名やエリアを出すのがポイント。「うちの話をしてくれている」と感じさせる。
刺さるフレーズ集
| 状況 | 刺さるフレーズ |
|---|---|
| 応募数が少ない | 「近隣の平均時給より50円低いことが原因かもしれません」 |
| 郊外の店舗 | 「郡部の店舗のパート採用でかなり成果が出ているツールです」 |
| 複数媒体を使っている | 「どの媒体にいくら使うべきかもデータで見えるようになります」 |
| 競合が多いエリア | 「近隣100社の求人条件を一覧で見ていただけます」 |
データの権威性を活用する
求人ビッグデータの強みは、メディアや公的機関への提供実績があることだ。
「元々は中央銀行やマスコミ各社にパートアルバイトの平均賃金データを10年以上提供しておりまして、テレビで時給関連のニュースが流れるとき、そのデータソースが弊社ということも多いんです」
この一言で**「ただの営業ツールじゃない」**という認識に変わる。権威性は最強の武器だ。
業種別のアプローチ
小売チェーン
- フック: 「某ホームセンター様で、郊外店舗のアルバイト応募が2倍になった事例」
- 担当者: 人事部の採用戦略担当
飲食チェーン
- フック: 「繁忙期のシフト穴を埋めるための時給設定の最適化」
- 担当者: 人事部 or 各店舗のエリアマネージャー
ドラッグストア
- フック: 「登録販売者の採用で、近隣の薬局との時給比較データ」
- 担当者: 人事部の採用担当
コンビニ(本部向け)
- フック: 「加盟店オーナーに提供できる採用支援ツールとして」
- 担当者: フランチャイズ支援部門
よくある断り文句
「うちは求人媒体を使っているので」
→ 「求人媒体とは全く違います。どの媒体に、いくらの時給で出すべきかを判断するためのデータ分析ツールです。媒体の効果を最大化するために使われるものです」
「データを見る時間がない」
→ 「初回は30分のデモで、御社の実際の店舗エリアのデータをお見せします。見るだけで改善ポイントが見えますので」
まとめ:求人ビッグデータは「分析」で差別化する
パート・アルバイト採用テレアポで差別化するポイントはこうだ。
- 「求人媒体ではなくデータ分析ツール」と明確に伝える
- 40億件のデータ量と公的機関への提供実績で権威性を示す
- 相手の実際の店舗・エリアに言及して「うちの話だ」と思わせる
- 応募125%増などの定量的な実績を提示する
- デモで地図上に競合の求人状況を見せるという具体的な提案をする
採用難の時代、感覚ではなくデータで採用戦略を組む企業が増えている。その波に乗るテレアポ戦略として、参考にしてみてほしい。
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