テレアポは1日何件が目安?架電数と成果の関係
「テレアポって1日何件かけるのが普通なの?」——テレアポチームを立ち上げたばかりのマネージャーや、架電数のKPIに悩むリーダーなら、一度はこの疑問にぶつかるはずだ。
「とにかく数をかけろ」と言われて闇雲にダイヤルしても、夕方にはヘトヘトでトークの質はガタ落ち。逆に件数が少なすぎると、そもそも母数が足りなくてアポが取れない。今回は、テレアポの架電数の目安と、件数と成果の現実的なバランスを見ていこう。
テレアポの1日の架電数、目安は60〜100件
結論から言うと、テレアポの1日の架電数は 60〜100件 が一般的な目安だ。ただし、これは架電スタイルや業界によってかなり変わる。
| スタイル | 1日の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| リスト消化型(BtoC寄り) | 80〜120件 | 短いトーク、受付突破が勝負 |
| 提案型(BtoB) | 50〜80件 | 担当者との会話が長め |
| 既存フォロー型 | 30〜50件 | ヒアリング重視、1件が長い |
BtoBの新規開拓テレアポなら、1日60〜80件あたりが現実的なラインだ。1件あたりの通話時間を平均2〜3分、不在やガチャ切りを含めた処理時間を1分とすると、1時間に15〜20件ペース。実稼働5〜6時間で75〜100件前後になる計算だ。
現場あるあるだが、「今日100件いきました!」と報告があっても、中身を見ると半分以上が「現アナ(この電話番号は現在使われておりません)」や「留守電」だったりする。有効架電(相手が出た件数)で見ると、実際は30〜40件程度ということも珍しくない。件数の定義をチーム内で揃えておかないと、数字だけが独り歩きしてしまう。
架電数を増やすだけでアポは取れるのか
「架電数 × 接続率 × アポ率 = アポ数」という式はシンプルだが、現実はそう単純じゃない。
たとえばアポ率1%のチームが1日80件かけると、単純計算で0.8件/日。これを100件に増やしても1.0件/日だ。たった0.2件の差のために、メンバーに20件分の負荷を上乗せすることになる。
一方で、トークスクリプトの改善や架電タイミングの最適化でアポ率を1%から1.5%に上げられれば、80件 × 1.5% = 1.2件/日。件数を増やすより、率を改善するほうがインパクトが大きいケースは多い。
もちろん、そもそも1日30件しかかけていないチームなら、まず量を確保するのが先だ。目安としては、60件を下回っているなら量の問題、60件以上かけてもアポが出ないなら質の問題、と切り分けるとわかりやすい。
よくある失敗パターンがこれだ。マネージャーが「今月からKPIを1日100件にする」と宣言 → メンバーは件数を達成するために1件あたりのトークを短縮 → 会話が雑になってアポ率が下がる → 結局アポ数は変わらないのにチームの疲弊だけが増える。件数KPIを上げるなら、それを支える仕組みも同時に整える必要がある。
テレアポの架電数を最大化する3つのポイント
量と質の両立を目指すために、押さえておきたいポイントは3つだ。
1. 架電する時間帯を絞る
BtoBテレアポの接続率が高いのは、一般的に 午前10時〜11時半 と 午後2時〜4時 だ。始業直後や昼休み、終業間際は避けたほうがいい。接続率の高い時間帯に集中して架電し、それ以外の時間はリスト整理やトークの振り返りに充てるだけでも、有効架電数はかなり変わる。
朝イチで「今日はここからここまで」とリストを確認して、架電ゴールデンタイムにはひたすらダイヤルする。このリズムを作れるかどうかが大きい。
2. リストの質を上げる
いくら件数をこなしても、ターゲット外の企業に電話していたら意味がない。「業種が違った」「規模が小さすぎた」「もう取引先だった」——こういうハズレを引くたびに、メンバーのモチベーションも下がっていく。
リストは定期的にクリーニングして、「現アナ」や「対象外」のフラグがついた企業は除外する。架電するたびにリストの精度が上がっていく仕組みを作れると理想的だ。
3. 架電以外の作業時間を減らす
テレアポの現場でよくあるのが、「架電よりもExcelへの入力に時間がかかる」問題。通話が終わるたびにExcelを開いて、日時・相手・結果・メモを入力して……とやっていると、1件あたり2〜3分のロスになる。1日80件なら、それだけで2〜4時間が事務作業に消える計算だ。
架電結果をワンクリックで記録できるツールを使えば、この無駄は大幅に削減できる。浮いた時間をそのまま架電に回せるので、無理に件数ノルマを上げなくても自然と架電数は増える。
まとめ
- テレアポの1日の架電数は 60〜100件 が目安(BtoB新規開拓なら60〜80件)
- 件数だけ追っても成果は伸びない。有効架電数とアポ率をセットで見る
- 架電タイミング・リスト品質・入力作業の効率化で、量と質は両立できる
- 件数KPIを上げるなら、それを支える仕組みも一緒に整える
大事なのは「何件かけたか」ではなく、「何件”ちゃんと”かけたか」。チームの架電データを可視化して、改善サイクルを回していくのが成果への近道だ。
テレアポの管理をもっとシンプルに。 KIZUNA SalesFlowは、テレアポチームのためのシンプルなSFAツール。架電結果をワンクリックで記録、リスト管理も再コール管理もこれ一つで完結する。詳しくはこちら →